PEAR::MDB2をインストールしたXREAのPHPとMySQLのバージョンは5系。
■アーカイブのダウンロード
http://pear.php.net/package/mdb2/ にアクセス
最新の安定版である
http://pear.php.net/package/MDB2/download/2.4.1
よりアーカイブをダウンロード
Windows上でTGZ形式のファイルを解凍するなら
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se166893.html
laplusだとエラーになるようだ。
解凍後、アーカイブ内のMDB2ディレクトリをアップロード。
XREAの場合は、public_html直下にでもアップロードすると良いだろう。
■PEARのインストール
http://pear.php.net/go-pear にアクセス。ソースコードがいきなり表示されるので
これをコピーして、「go-pear.php」などと名前をつけて保存。
インストールの前にPHPをCGIとして動かせるようhtaccessを準備しておいた方が良い(と思う)
.htaccessには、
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
と記述することでPHPがCGIとして動く。セーフモードじゃなくなるのかな?
よく分かっていないわけだが。。。
htaccessを設定し、go-pear.phpをアップロードして、これにアクセス。
「Go-PEAR Installer」と表示されたページにアクセス。
「Next >>」のリンクをクリックするとインストールするパスの設定画面に。
普通にインストールするとgo-pear.phpと同じ階層にPEARディレクトリが生成される。
tempやbin、index.phpなどはPEARディレクトリの中ではなく同階層に生成されるので、
サーバー内が散らかるのが嫌な場合は、$prefix/PEAR/temp などとPEARディレクトリを
含んだパスを記述すると良いかも。
パスの設定が終わったら「Install」ボタンをクリック。
ちょっと待てばインストールが完了する。インストールが完了したら
go-pear.phpは削除する
■データベースドライバの組み込み
XREAだと、MySQL・PostgreSQL・Sqliteのドライバを組み込めば良いと思う。
ドライバを組み込むために生成されたindex.phpにアクセス。
インストールの際に特にパスを指定していないならgo-pear.phpと同じ階層に
index.phpが生成される。
アクセスして Package Search より前述のドライバを検索。
検索結果には、最新版がヒットするので、緑のプラス画像のリンク先URLを
コピーして手でアクセス先を変更し、ブラウザのアドレスバーにURLを
ペーストすると安定版を組み込める。
例えば、MySQLのドライバを検索すると安定版ではない1.5.0がヒットする。
URLを確認すると以下のような感じなので、
このURLのmysqlの後に続くバージョン番号を手動で変える。この記事の投稿時点では
1.4.1が安定版なので、ドライバのURLは以下のような感じ
http://s000.xrea.com/PEAR/index.php?command=install&pkg=pear.php.net/MDB2_Driver_mysql-1.4.1&mode=
これをブラウザのアドレスバーにペーストすると勝手にアーカイブを解凍しインストールされる。
接続の確認は、適当にテーブルを作成しておいて
[php]
<?php
require_once(“PEAR/MDB2.php”);
$dsn = “mysql://username:password@localhost/database_name”;
// 接続
$mdb2 =& MDB2::singleton($dsn);
if( MDB2::isError( $mdb2 ) ) {
exit($mdb2->getMessage());
}else{
echo “<p>データベース接続成功</p>”;
}
?>
[/php]
といった感じで接続すると検証できるだろう。