親知らずを大学病院で抜いてきたって話です。
成長しきった親知らずを抜くのって大変なんですね。
とりあえず、左の頬がシクシク痛いです。。。。
歯石を取るだけだったはずなのに・・・
2016年の夏のことです。自宅近くの歯医者に歯石を取ってもらいにいったんです。
初診だったので、虫歯が無いかどうか歯のレントゲン撮影をしました。
そしたら、左下奥歯の根っこ付近に黒い影。
こんな感じですね。
歯科医いわく、空洞みたいなんだけど、時間の経過によって炎症の原因になるかもということで、左下奥歯の詰め物を外して治療することに。
奥歯の詰め物を外してみると、黒い影あたりは膿んでいるらしく、薬を詰めて様子を見ることになりました。
週1回の頻度で3ヶ月くらい治療を続けても、膿が止まらない。歯科医も迷う始末。オレも分からんよ。
いろいろ試しているなかで、奥歯の内部に空気を入れたところ、なぜか奥歯の外から空気が漏れる状態が発覚。
これを見て、歯科医は左下奥に残っていた親知らずの影響を疑うことになります。
原因が分かったので、左下奥歯の外からも薬を注入したら、膿はストップ。そして、銀歯をかぶせて左下奥歯の治療は終了。
でも、このまま親知らずを放っておくと、また同じ状態になる可能性があるので、親知らずを抜いた方が良いとのことでした。
親知らずの状態が、その病院の設備ではハッキリと確認することができないため、紹介状を持って大学病院へ行くことになったんです。
この時点で、2016年は12月を迎えていました。
紹介状を持って、大学病院へ
かかりつけの歯医者から紹介状をもらって、日本大学松戸歯学部付属病院の口腔外科へ行きました。
街の歯医者じゃ見られないようなパノラマ式のレントゲン撮影機で親知らずを撮影。
で、その結果が下の画像。レントゲン写真の現物を掲載できないので、見て覚えた内容を図にしてみました。
左下の奥歯のそばにある親知らずが、奥歯を押しているような状態になっているとのこと。
結果、左奥歯の根っこに隙間ができて、バイ菌が入りやすくなっているので、親知らずを抜きましょう、とうことになりました。
抜歯ということでリスクに関する説明もありました。
- 親知らずが大きく、その下を通る神経に触れている可能性がある
- 抜糸後、下あごに麻痺が残る可能性がある
- 親知らずが触れているので左奥歯も抜歯する可能性もある
かなりヘビーな案件だけど、抜かないわけにもいかなそうなので、同意書にサインして抜歯の予約を取ることに。
すぐにでも処置してほしかったんですが、この診断を受けているのは、12月20日。
大学病院側でも年末年始は予約で埋まっているらしく、とりあえず1ヶ月くらい先の1月23日に予約を入れました。
人気っすね。大学病院。
抜歯当日
前回の診察から時間が経過したこともあり、抜歯当日はとても憂鬱。
麻酔が抜けるまで食事は難しい旨を聞いていたので、しっかりと朝食を摂ります。
で、車で大学病院へ。
治療で麻酔を使うので、帰りの運転をお願いするのに嫁に付き添ってもらいます。
病院に着いてからは、着々と事が進みます。
診察券と保険証を提示、ちょっと待って、診察室へ。
中に入ると、20近くの治療イスがあって、至る所で、誰かが歯を削られ、歯を抜かれています。
治療イスに座ってからは、あとは、もうなすがまま。
最初に麻酔を5本くらい打って、親知らずを割りながら抜いていくんです。
それでも途中、痛みが出たりするので、麻酔を追加しながら治療します。
1時間くらい治療が続くんですが、
歯の折れる音:「パキッ(脳に直接響く感じです)」
医者:「うーん、根っこが深いですね」
みたいなやり取りを3セットくらいこなして、治療は終了。
麻酔のおかげで、なんとなくジンジン痛いって感じだけど、麻酔無しだったら、相当な痛みだというのが分かります。
治療後の過ごし方的なプリントをもらって、薬をもらって帰宅。
ちなみにもらった薬は、こんな感じ。
- パセトシンカプセル(ペニシリン系の抗生物質・感染症を治療)
- カロナール錠(解熱、痛みの軽減)
- ボルタレン錠(痛み止め)
治療直後は痛いので、ボルタレン錠をすぐに飲むよう指示されました。
親知らずを抜いて5時間くらい経過してますが、今のところ、左の頬は腫れは小さいです。
とりあえず、明日、患部を消毒しに再び大学病院へ行く予定です。
最後に
成長しきった親知らずを抜くのって、かなり時間がかかりますね。親知らずは若いうちに処理した方が絶対いいと思いました。
小学生の息子がいるので、早めに親知らずの抜歯の判断ができるように準備しておきたいと思いました。
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