デスクトップPCとノートパソコンで、ディスプレイとキーボード・マウスを共有してみました。
デスクトップがWindows8で、ノートの方がWindows10の環境です。
ディスプレイの共有
ディスプレイの共有はHDMI変換器を使って行います。
用意したのは
AUKEYのHDMI切替器1台とAmazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル-0.9mを3本。
AUKEYの切替器をハブにしてディスプレイ・デスクトップPC・ノートパソコンを用意した3本のHDMIケーブルでつなぎます。
セッティング後の状態はこんな感じです。
丸いボタンを押すとディスプレイと接続するパソコンが切り替わります。手動ですが特にトラブルはありませんでした。
ケーブルの接続だけで、デスクトップPCもノートパソコンも特に不具合なく、同じディスプレイを参照してくれました。
キーボード・マウスの共有
キーボードとマウスの共有は、Mouse without BordersというMicrosoftの関連サイトで配布しているソフトウェアを利用します。
配布元のウェブサイトはこちら
インストールと使い方はこのサイトが参考になります

私の場合、ロジクールのUnifyingレシーバーを使ってワイヤレスのマウスとキーボードを使っています。
最初にノートPCにMouse without Bordersをインストール。参考サイトのとおり、インストール後の画面から、セキュリティコードとパソコン名をメモします。
次にHDMI切替器で参照元PCをデスクトップに切り替え、ノートPCのUnifyingレシーバーを外して、一時的にデスクトップに装着。
この時、ノートPCは本体のディスプレイが有効になるのでノートPC側のMouse without Bordersの画面を見ながら作業します。
デスクトップPCにMouse without Bordersをインストールし、先の作業でメモしたコードとパソコン名を入力します。
入力後、ノートPCとの通信が始まります。
ノートPCのトラックパッドでマウスポインタを操作し、Mouse without Bordersの設定画面を操作して、接続が成功するとキーボードとマウスの共有設定が完了します。
一時的にデスクトップPCに接続したUnifyingレシーバーはノートPCに戻します。
紹介した参考サイトを見てホットキーの設定をすれば、キーボード・マウスを使う参照元のPCを切り替える事ができます。
両PCのMouse without Bordersの通信さえ成功すれば、特に不具合なくキーボード・マウスを共有できると思います。
ノートンのセキュリティソフトをノートPCもデスクトップPCもインストールしていますが、ファイアウォール等でMouse without Bordersブロックするといったことはありませんでした。
追記
ディスプレイ・キーボード・マウスと共有して数日過ごしてみて、キーボードとマウスに関してはMouse without Bordersでの共有をやめました(汗)
理由はマウスポインタが飛びやすくなるのと、共有先のWindows8でスタート画面を出すとマウスポインタが消えてしまうからです。
その代わり、Unifyingレシーバーを抜き差しすることにしました。
手間な感じですが、レシーバーの抜き差し後、すぐにキーボードもマウスも反応するし正確であまりストレスがありませんでした。