データ復旧は本当に高い。コンセント一抜き34万円。

先日、ノートPCを購入しパソコンデスク周りを整理していました。コードなど整理していると熱も入るもので。自宅のLAN周りのPCを整理しながら、大元になるコンセントの刺さり方が気になってしまったんです。

まさか、これが予期せぬ大きな出費になるとは。。。

使用しているパソコンの電源を確認して、大元のコンセントを指しなおしたんです。コードの向きを変えたかっただけなんですよね。

あらかたコードの整理も終わり、仕事を始めたら、いつも使っているLANDISKにアクセスできないことに気が付きます。停電で落ちても大丈夫だったんで、いつものように電源をON。アクセスランプが緑に点滅したまま起動しません。

電源を切ることもできないので、コンセントを抜いて電源を入れるということを数回繰り返して、事の重大さに気づかされます。

まずは、ここでI-O-Dataにお電話。説明書にも書いてあったんだけど、修理した場合、データの復旧は厳しそう。ここは専門業者を探す必要があると判断しました。

データ復旧業者を探す

このLAN対応のハードディスクには取引先のデータや、これまで保存していた制作したサイトなど、かなり重要なデータが保存されていました。

最近、アクセスしにくくなったなと思ってはいたんですが、バックアップを取っておらず、そのままにしてしまったんですね。LAN対応のハードディスクはOSを積んでいて、IPアドレスでアクセスするタイプです。

電源が入らなくなって分かったというか、確認したのですが、LAN対応のハードディスクの場合(自分が使っていたIO-DATAの場合ですが)、USBとかで接続することができないんですね。

ということで、WEBでデータ復旧業者を探しつつ、大手っぽいところに問い合わせることに。ちなみに問い合わせたのは日本データテクノロジーです。

利用しているハードディスクの型番を確認してから電話すると、初期診断みたいなものをしてくれます。かなり復旧実績があるようで、過去の実績から大まかな費用の見積もりをしてくれます。自分の場合は、幅がある旨を伝えられ10万円~40万円くらいと言われました。

ものすごく高いかもしれない・・・

今年、一番悩んだ瞬間でした。詳細は持ち込んでもらえれば、費用についてお伝えできる可能性が高いとのこと。電話した木曜日、2011年9月1日は台風が近づいていて、かなり迷ったんですが、この会社のある銀座まで行くことに。

ハードディスクの持ち込み

日比谷線で銀座駅に向かい、B6番出口から5分くらいのところに日本データテクノロジーがあります。待合室が全面鏡張りだったのが印象的でした。

ちょっと待つと白衣を着た担当者の方が来て、軽く現状のヒアリング。そして社内見学に。ちょっと社会科見学っぽんですが、この会社の方針なのか、どのような体制でデータ復旧にあたっているかを確認してもらうようです。

担当者の方が番号をいれてオフィスの施錠を解除。中に入ると貴重品はロッカーに入れて靴を脱ぎ、空港にある金属探知機のようなゲートをくぐります。かなりの厳重体制です。

すれ違うスタッフの皆さんから礼儀正しくご挨拶を頂きます。感心するとともにプレッシャーありますね。これ。

この見学の過程で、持ち込んだハードディスクをスタッフの方に手渡します。この時点ではハードディスクに物理的な障害がないかを簡単に確認するようです。

10分くらい見学したら、最初の待合室に戻ります。鏡張りだったんで分からなかったんですが、待合室を囲むように応接室があるようです。その中の一室に入り、さらにハードディスクに関するヒアリングを受けます。

  • 優先的に復旧したいデータ・フォルダについて
  • 復旧までの時間

などなど。ある程度、ヒアリングが進んだら、ハードディスクの診断が終わるまで、ちょっと待ちます。ハードディスクの損傷によっては、持ち込んでも当日で分からない場合もあるかもしれません。

見積もりの提示

担当者の方が戻ってきて、お見積が提示されました。当初、20万円くらいまでなら即決で頼もうと思ってました。自分のミスとはいえ、どうしても取り戻したいデータもありましたし。

でも提示された金額は、

  • 24時間以内の復旧 → 39万円
  • 3日以内の復旧 → 34万円

自分の想像の倍近く。ちょっと絶句でした。データをあきらめるか、あきらめないか。もう、諦めてもいいかとも思いましたね。ただ、作業員の確保のため、即決してほしいと言われました。

営業トークなんでしょうけど、即決ってバカ言うなよというのが本音です。

とはいえ、データは大事。この金額が妥当なのか妥当じゃないのかも、知識の無い自分には判断もつきませんし。

ただ、持ち込んだハードディスクは物理的な障害はなく、論理障害ということで担当者の方曰く、ほぼ復旧できる可能性が高いとのこと。

銀座くんだりまで来て迷いに迷って、3日以内の復旧のコースでお願いすることにしました。その代りではないですが、データ復旧後の外付けHDDはオマケしてもらいました。

すごく速いデータ復旧

社内見学して、かなり分業されていることは印象として残っていたんですが、9/1の夜9時くらいにものを渡して、明後日の9月3日の午前中に担当者の方から復旧完了の連絡がきました。

この時点で口頭ベースになるんですが大事なファイルの復旧状況を確認します。何万ファイルもあるんで、限度もあるんですけどね。とはいえ、復旧したデータは納品後30日以内なら、再度、復旧作業をしてくれるみたいです。

自分の場合、法人名義で請求書を発行してもらった上で、クレジットカード決済にしました。カード決済は、日本データテクノロジーからヤマト急便を使って自宅まで発送され、届いた際にヤマト急便の方に決済作業をしてもらいます。そのため、利用できるのは個人のクレジットカードになるそうです。

この記事を書いている9月4日の午前中、修理に出してから2日も経たないうちに外付けHDDに復旧されたデータが返ってきました。

提出したHDDはもちろん戻ってきます。

電源不要のHDDです。早速、PCにつなげたら以前のファイルがそのまま復旧していました。実際に開いて確認するのはこれからですが、問題ないでしょう。

まとめ ~マイクロ法人ができる確実なバックアップ~

LAN対応の外付けHDDは基本、電源を入れっぱなしの方が良いようです。HDDは一度回転すると惰性で回転するので外部の衝撃さえなければ、物理的に壊れることも少ないみたいです。

長く使っていると電源のONOFFの方が中のディスクに対して不可がかかることがあるみたいですね。ハードディスクも永久的に使えるわけではありません。むしろパソコンのHDDより寿命が短いかもしれません。

特にLAN対応のHDDの場合、USB等で直接接続できない(できる機器もあるかもしれませんが)ので、定期的なバックアップが必要です。

共有データは外付けのLAN対応HDDに置くのではなく、ローカルPCに保存、そしてそれを共有するほうが安全かもと思いました。そこからDVDにやくなりDropBoxドライビーなどのオンラインストレージに保存するなどしてバックアップを取るのが良いだろうと思いました。

ただ、オンラインストレージでバックアップを取る場合、有料のサービスを使わないと容量的に厳しいかもしれませんね。

今回、決して安いとは言えない費用がかかったデータ復旧。金額はこの記事の冒頭に掲載した写真の価格です。他の相場は分かりませんが、今回支払った費用は授業料として、今後に活かしていきたいです。